A Song For You 邂逅
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邂逅 :: 2012/09/04(Tue)

東山魁夷展を観に行ってきた。会期も週末に控えて賑わった近代美術館。ほんとうは父と出かける予定であったのだけど、うまく都合を結局合わせられず、前売チケットは前から2枚準備しておいたのだけど結局ひとりで出かけることになった。

かつて1993年。わたしが中学生だった頃、同じく札幌の近代美術館に東山魁夷展が来たことあった。「青の世界展」とサブタイトルがつけられた展覧会にわたしは父と出かけた。その頃、離れていた父と出かけるのは決まって美術館か映画館だった。おぼろげに魁夷のあの白馬が登場するシリーズがたくさんきていたと記憶している。あと独特の深い青と緑とがあいまったここにはない世界。

「雅絵が今度はどの画が気にいったか尋ねようと思っていた」、都合が合わなくなった旨の電話で父が言っていたこと。かつての展覧会でわたしにその質問をしたというのだが、降る雪の中に鳩が身を縮めて枝にとまる「白い朝」だと父は覚えていた。

小学生の終わりからの習慣で、展覧会でハガキを買って(もらって)ファイルする。今も昔のを大切にとってある。91年に行ったダリ展の「宇宙象」がファイルの記念すべき1枚目。前回の魁夷のハガキがファイルしてあるのはわかっていたけれど、敢えて確認せずに出かけた。

ひとり画を全て見終え、図録とハガキを買い求めた。いつも通り、ハガキは念入りに、ファイルにしまっておきたいものだけを選んだ。家に帰ってきて確認したら、前回・今回で買い求めた数枚ずつの中に同じものがあった。件の「白い朝」と、今日その幹の筆致がいいなと思った「冬華」であった。コレクションは期せずして同じ作品が2枚になった。

実は図録は2冊購入し、作品リストも周到に入り口で2枚もらってきた。気に入ったものに印をつけて、片方の組を送っておけばきっと父は見ておいてくれるだろうと思う。一緒に観ることは出来なかったけれど、そんなこともある。それでも充分だと思う。
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